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2010年 03月 04日
大津波警報を受け、28日午前11時半ごろ、第2管区海上保安本部(宮城県塩釜市)は施設内に住民の避難所を設置。午後1時過ぎには約40人の住民が集まり、津波情報を見守った。
同保安部は毛布約80枚、飲料水約200本を用意。毛布にくるまる高齢者、両親のそばに寄り添う子供らが心配そうな表情を浮かべながら、テレビを食い入るように見つめていた。 地元の低山通町町内会の佐藤重雄会長(68)によると、町内会では、午前10時過ぎから拡声器を使って、町内約200世帯に、集会所と2管本部の避難所に避難することを呼びかけたという。佐藤会長は「高台に住む親戚(しんせき)の家に避難している住民もいる。この避難所は安全だが、とにかく状況を見守りたい」と話していた。 50年前のチリ地震津波を経験したという会社員の菅野敏春さん(68)は、「当時は石巻市で働いていた。津波被害を知らずに早朝に駅に着いたら水浸しで驚いた。高台から海を見たが、海面の上を水が走っていた。流された漁船が橋にぶつかってどんどん沈んだ。あの光景は忘れられない。今回の津波は当時のものより小さいといわれるが、波の動きは予想がつかない」と不安そう。 小学3年と2年の子供と避難してきた契約社員の高橋静さん(39)は、「車に食糧やランドセルを積み、通帳など貴重品も持ってきた。とにかく津波が来ても被害が少なくあってほしい」と話していた。 【関連記事】 ・ 50年前に「九死に一生」経験 88歳の大津波避難民 岩手・大船渡 ・ 「第2波も気をつけて」首相、津波の恐ろしさ訴え ・ ストーブで寒さしのぐ避難住民「家屋が心配」 岩手・大船渡 ・ 大津波警報で東名高速、アクアライン一部通行止め ・ ハワイ沖で実習の「宮城丸」無事 訓練中に津波観測 ・ <社民・国民新>民主に幹事長会談を要請へ(毎日新聞) ・ 派遣法案、来月に国会提出=要綱「妥当」と答申−厚労省審議会(時事通信) ・ 山本病院理事長、手術の際に結紮処置をせず 地検、刑事処分を決定へ(産経新聞) ・ 韓国で男逮捕=東京・新宿の指輪強盗−警察当局(時事通信) ・ <性同一性障害>中1女子が男子として通学へ 鹿児島(毎日新聞)
by zqco0edf1p
| 2010-03-04 02:34
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