カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 02月 06日
厚生労働省は2月5日の記者会見で、新型インフルエンザワクチンの接種後の死亡で、接種と死亡の間に「関連あり」と主治医が初めて報告した例について、専門家3人がいずれも関連を認めなかったことを明らかにした。
死亡したのは、高血圧などの基礎疾患がある新潟県の80歳代の女性で、1月26日に新型インフルエンザワクチンを接種。その後30分は医療機関にとどまり、異常はなかったが、帰宅途中に路上に倒れ、医療機関に救急搬送されたが死亡した。 これについて評価した高齢者医療の専門家は、「時間的にアナフィラキシーではないと考える」とした。その上で、「暖かい場所から寒い場所に移動したことなどを踏まえると、致命的な不整脈が生じた可能性、急に動き出したことにより肺塞栓が生じた可能性もあると考えているとの報告医の評価を支持する」との見解を示した。 また、循環器の専門家は、「接種によると思われる直接の原因を示唆する所見はない」とした上で、基礎疾患が影響したことを否定できないと指摘。もう1人の循環器の専門家は、「ワクチンとの関連の可能性も否定できないが、因果関係は不明」とした。 主治医は、戸外に出たタイミングで致命的な不整脈などが生じた可能性も否定できないとしながらも、アナフィラキシーショックが生じやすい30分をやや過ぎただけの時間の急死だったため、接種と死亡の因果関係について「関連あり」と報告した。 ■「関連あり」が2例に また、厚労省は5日の会見で、接種と死亡の間に「関連あり」と主治医から報告を受けた例が1例増え、2例になったことを明らかにした。 死亡したのは、糖尿病などの基礎疾患がある三重県の70歳代の女性で、昨年11月25日にワクチンを接種。29日に呼吸停止の状態で家族に発見され、その後死亡した。主治医は「脳血管障害や心血管障害なども考えられる」としながらも、死亡時の状態が不明のため、ワクチンとの因果関係も否定できないと考え、「関連あり」と報告したという。 医薬食品局安全対策課の佐藤大作・安全使用推進室長は、「医学的に考えて、1例目より関連があるとは言えない」との見方を示している。 新型インフルエンザワクチンの接種後の死亡は、3日報告分までで124例。これらの2例以外に、「関連あり」と主治医が報告した例はない。 【関連記事】 ・ 接種後死亡症例で初の「関連あり」報告―新型ワクチンで厚労省 ・ 副反応0.01%で変わらず―新型ワクチンで厚労省 ・ 呼吸器疾患対象に疫学研究を検討―新型ワクチンで厚労省 ・ 接種の適否慎重な判断を―新型ワクチンで厚労省合同会議 ・ 基礎疾患ある高齢者に留意を―新型ワクチンで厚労省検討会 ・ 橋の補修中に足場ごと落下、2人死亡…熊本(読売新聞) ・ <副都心線>池袋駅近くの線路から煙 1万8800人影響(毎日新聞) ・ 首相動静(2月1日)(時事通信) ・ <傷害致死>妹を暴行、死亡させた容疑で姉夫婦逮捕 広島(毎日新聞) ・ 小沢氏を「嫌疑不十分」で不起訴に 刑事責任追及は困難と判断(産経新聞)
by zqco0edf1p
| 2010-02-06 19:23
|
ファン申請 |
||