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2010年 02月 07日
全体の98%が水分で、こんにゃくの500倍も強度があるゼリー状の新物質を相田卓三・東大大学院工学系研究科教授らが開発した。相田教授らは新物質を「アクアマテリアル」と命名。人工軟骨や制震材など幅広い分野での応用が期待できるといい、1月21日付英科学誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。
水分が9割を超える従来の素材に比べ、アクアマテリアルは強度や作製方法の簡潔さ、アルコールやシンナーといった有機溶媒への耐性などに優れている。また、強い力で変形させても数秒で元に戻り、水を通しにくい樹脂などで薄くコーティングすれば蒸発も防げるという。 アクアマテリアルの作製には、まず微量の粘土が溶けた水に吸水性の樹脂を添加。樹脂によって粘土の分子を分散させたうえで新開発の高分子化合物を加えると、粘土分子が網状に結びつき、変形しても壊れない強さが備わる。慣れれば作業に10秒ほどしかかからず、水道水でもできるという。研究グループは「ほとんど水なのでコストがかからず、自然にもやさしい。応用研究はこれからだが、アクアマテリアルに酵素や菌を入れ、発酵などに用いることもできる」と話している。(小野晋史) ・ 小沢氏追及方針変えず=自民(時事通信) ・ NPO法人の税優遇拡充へ=「新しい公共」育成で−政府(時事通信) ・ 首相、「公費」で参院選応援? 地方視察に批判の声(産経新聞) ・ <著作権>松沢・神奈川知事が敗訴…著書の1カ所が「侵害」(毎日新聞) ・ <中学受験>本格シーズン 受験者数過去最高更新する勢い(毎日新聞)
by zqco0edf1p
| 2010-02-07 16:09
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